シンデレラ城 (Cindellera's Castle)

東京ディズニーランドのシンボル「シンデレラ城｣のモデルは？

　東京ディズニーランドの象徴「シンデレラ城」は、東京ディズニーランドのほぼ中央にそびえる高さ約51メートルのお城。シンデレラ城には29の尖塔がそびえ、アメリカのウォルト・ディズニー・ワールドのマジックキングダムとほぼ同じデザインになっていますが、どちらもディズニー映画『シンデレラ』に登場するお城とは異なっています。それじゃどうやってシンデレラ城ができたかというと、ソーミュール城をはじめロワール川沿いにあるいくつかのお城を参考にしてできているんだそうです。

ディズニー家の紋章をチェック

　東京ディズニーランドのシンデレラ城には、プラザからファンタジーランドに抜けるシ通路のアーチの上にディズニー家の紋章が飾られています。獅子と植物を組み合わせた紋章なんだそうな。プラザ側とファンタジーランド側の両方に１つずつあるので、通りがかったらチェックしてみてください！

制作期間1年間－シンデレラ城の1階のモザイク壁画

　シンデレラ城の中をくぐるとガラスの靴というお店がありますが、その入口に注目！ディズニー映画『シンデレラ』のストーリー、まま母にこき使われていたシーンからプリンス・チャーミングと一緒に白馬に乗ってお城に向かうシーンまでを追った5枚のモザイク壁画があります。この壁画は、ディズニーテーマパークで主にインテリアデザインを担当していたドロシア・レドモンドがデザインし、その原画をもとにイタリアのモザイク職人がモザイクガラスを作り、日本の技師が丹念に貼り付けたものだそうです。10cm²を1日がかりで貼り付け、完成するまでに実に1年間の月日を費やしたそうです。それだけの意味があるかどうか分からないこのような小さいながら奥深いこだわりがゲストを決して飽きさせないディズニーテーマパークの魅力になっているんでしょう。

シンデレラがまま母にこき使われているシーン	フェアリーゴッドマザーの魔法でドレス姿に変身するシーン
12時になりガラスの靴を落として去っていくシーン	ガラスの靴がぴったり合ったシーン
王子と共に馬車に乗って2人が結ばれるシーン