ポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)
フィレンツェで最も古く美しい橋
「ポンテ・ヴェッキオ」はリドアイルからフォートレス・エクスプロレーションに架かる橋のこと。併走するディズニーシー・エレクトリックレールウェイを眺めたり、メディテレーニアンハーバーで行われる「ポルトパラディーゾ・ウォーターカーニバル」や「ブラヴィッシーモ!」の観賞スポットとしても知られています。
ポンデ・ヴェッキオにはイタリア・フィレンツェにある同名の橋をモチーフにしています。ポンデ・ヴェッキオは「古い橋」の意で、古来アルノ川の氾濫で何度も崩壊しましたが、1345年にネーリ・ディ・フィオラヴァンティによって石造りの強固な橋が再建されました。橋の上には、14世紀頃から商店が軒を連ね、15世紀頃には肉屋等が並ぶようになりました。1565年ピッティ宮殿とヴェッキオ宮殿を繋ぐ廊下(ヴァザーリの回廊)が橋の商店街の上に通された時に、悪臭を放つ肉屋等は立ち退かされ、金銀細工師の工房や店に変わっていきました。この強固な橋は1966年にフィレンツェが大洪水に見舞われた時も崩壊すること無く、現在に至っています。
また、「神曲」を書いたダンテが理想の女性ベアトリーチェと出会ったのもこの橋だそうです。そして、1982年にはフィレンツェ歴史地区世界遺産に登録されました。
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